はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

哲学の道で「花の散るらむ」に出会いました

2017-04-13 20:21:51 | 花めぐり
今年の桜は咲くのが遅いとか、なんやかんや言ってましたが、やはり散るときが来たようです。(あくまでも関西の話ですが。)
百人一首に、「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(こんなに日の光がのどかにさしているの春の日に、なぜ桜の花は落ち着かなげに散っているのだろう。)という和歌があります。
今日はまさに、この和歌のような日でした。


本当は「花の散るらむ」の様子を撮りたかったのですが、それは難しかったです。桜の散る様子は、どう捉えればいいのでしょうね。


もうひとつ、「花筏」も撮りたかったのですが、それも無理でした。あと数日後ですかね。


哲学の道は、久しぶりに訪れました。高校生の頃にはじめて訪れた記憶があります。きっと「哲学」という響きに誘われたのでしょう。


桜はいろいろな姿で、楽しませてくれますね。


観光客の多くは、外国人でした。ここは、西洋人が意外と多いのにはびっくりしました。英語やラテン系の言葉がたくさん聞こえてきました。もちろん中国語も聞こえましたよ。


着物姿は中国の人が多いのですが、この人たちは日本の方でした。今回も、スマホやカメラのシャッターを押してと、何人もの人にお願いされました。もちろんこの方たちのカメラのシャッターも押しましたよ。


哲学の道には、桜のほかにもいろいろな花が咲いていました。それはまたお伝えすることにします。

※訪問日 4月13日