はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

ひるがの高原で分かれゆく水を目撃しました

2020-12-17 19:50:00 | 分水嶺の旅
富山から国道41号線で南下をし、高山から国道158号線を走ってひるがの高原にやって来ました。
ひたすら運転に集中していたので、途中での写真はありません。
41号線沿いの高原川や158号線沿いの庄川は、昔よく渓流釣りに来た所なので懐かしかったです。

今回は釣りではなく分水嶺が主題です。ひるがの高原の分水嶺は以前から訪れてみたかった大分水界の一つです。
いつもは東海北陸道で通り過ぎるのですが、今回はよい機会なので立ち寄ることにしました。


ここには「ひるがの分水嶺公園」があるのが嬉しいです。




ひるがの分水嶺公園では、日本海側に流れていく水と、太平洋側に流れていく水を目撃することができます。




ここの分水嶺は稜線ではなく、平らな所にあるのが特徴です。季節が合えば水芭蕉も見られるようです。




分かれゆく水をつくづくと眺めます。まさにここが運命の分かれ道といったところです。(ちょと大袈裟ですね)




ここは鷲ヶ岳と大日ヶ岳のちょうど中間にあたる部分です。どちらの山も大分水界が通る山です。伊勢湾に流れる長良川と富山湾に流れる庄川の源流部です。





ひるがの分水嶺公園からちょっと高台の方にやって来ました。遠くに雪をいただいた白山が見えました。




こちらは大日ヶ岳です。




右手が白山、左手が別山です。今頃は真っ白になっていることでしょう。




白山をアップで。往路では北陸道から見たのですが、角度によって全くちがう山のように見えます。




別山もアップで。




さらに望遠レンズで大日ヶ岳をアップです。




別山も撮ります。




白山ですが、正しくは左が御前峰で右が剣ヶ峰です。




最後はやはり山岳風景になってしまいました。山好きなもので山が見えれば撮ってしまいます(笑)
雨晴海岸の立山連峰から始まった旅日記でしたが、最後も白山の山の写真で締めくくりです。

※訪問日 2020.12.10