はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

明智町 大正村をぶらり

2020-12-27 18:00:55 | 知らない街をぶらり
今回の旅は、岐阜県の山城巡りの旅でした。
苗木城、岩村城と巡って次に向かったのは、明智町にある明智城跡でした。
明智町に向かっていると「大正村」という案内がやけに多くありました。
明智城の下調べができていなかったこともあり、明智町では結局「大正村」散策になってしまいました(笑)


「大正村」の知識もなかったので、駐車場でパンフレットをもらって歩き始めました。ここは大正路地です。




「明治村」のようなイメージでしたが、全く違っていました。




町のあちらこちらに古い建物などが点在していて、それを巡るのだそうです。




ここは、昔の村役場だったそうです。




なるほど、大正モダンの香りがします。




ステンドグラスがいいですね。




廊下もいい感じです。




明智町は、明治から大正にかけて、生糸の生産地として栄えたそうです。この建物は明治39年に建てられたそうですが、当時としては超モダンだったそうです。




絵画館は、昔は小学校だったそうです。




クラシックな窓が素敵でした。




大正ロマン館ですが大河ドラマ館になっていました(笑)




渡り廊下のある家がありました。うかれ横丁は、その昔は繁華街でここを歩けばうかれた気分になったとか。




さすがに現在は使用されていないようでした。




駐車場のトイレの建物がレトロでよかったです。





さて、はじめにめざしていた明智城ですが、確かに山の上にあるようでした。しかし、今回は夕暮れも迫っていたので諦めることにしました。(冬至の頃です。)
今、明智の町は「麒麟がくる」で盛り上がっていました。(この日は我々だけでしたが。)




明智光秀の出生の地は、岐阜県では恵那市の明智町と可児市が考えられています。最近、滋賀県だったという古文書が見つかったそうです。
前半生が謎に包まれている人物なので、出生地も諸説あって当然なのでしょう。
可児市にも明知城があるようなので、そちらも機会があれば訪れてみたいものです。

※訪問日 2020.12.23