はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

都会の中に残る「熊野かいどう」を歩きました

2020-12-08 21:06:15 | 街道歩き
報告が遅くなりましたが、ブログのネタが無くなり、お休みしています。

のはずでしたが、11月11日に大阪市内をぶらりとした写真が残っていました。

ちょうど熊野古道を歩いて果無集落へ行ってきた記事をアップしたところですが、その熊野古道の出発点を歩いていたのでした。


八軒家浜(はちけんやはま)からの大川(旧淀川)です。京阪天満橋を上がればこの景色が広がります。




京から淀川を船で下って来た旅人は、ここを出発点として熊野に向かいました。




昔の岸辺の跡が段差で残っています。前に見える道が熊野街道の出発点です。




そこに熊野街道の石碑が建ちます。ここから熊野街道が始まります。




ひと筋西に「渡辺王子」があるので寄って行きました。




参詣者が最初に参詣した王子です。




再び熊野街道に戻って、八軒家浜を振り返ります。




熊野街道は南に真っ直ぐ進みます。「御祓い筋」と呼ばれる通りです。




中央大通りを越えてさらに南へ進みます。




急に道が狭くなりました。




榎木大明神の所で左に進みます。石段を下りれば長堀通りです。




「御祓い筋」を振り返ります。このあたりは起伏の激しい所で、以前に「大阪の凸凹をぶらり」で書きました。




凸凹を楽しみながら歩きます。




その後、長堀通りを渡りしばらく南下すれば空掘商店街に出ます。




空堀はほんの少し歩くだけで、また右に曲がります。




ここは、大阪城の空堀があった所です。道は下り坂になっています。もう少し続けたいのですが、この時はここまでしか歩けませんでした。




この先、熊野街道は南へ南へと続いて行きます。もう少し行くと、あべのハルカスを正面に見ながら歩き、四天王寺の前に出ます。

実は「熊野街道」は、以前に歩いたことがあります。とりあえず鳳まで歩きましたが、そこでストップしたままです。

※訪問日 2020.11.11

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