飯盛山に登ってきました。飯盛山は日本各地にあるのですが、登ったのは大阪の飯盛山です。
大阪の飯盛山といっても、大阪人でも知らない人がほとんどだと思います。
生駒山の北の方にある山で、大東市と四條畷市にある標高300mほどの山です。
どちらかというと山城としての飯盛城跡が有名かも知れません。
JR学研都市線の野崎駅からスタートです。駅から野崎観音まで参道が続いています。
東高野街道が野崎観音の前を通っていて、私も街道歩きの時にこの石段を登ってお参りしました。
「のざきまいり」は江戸時代の頃から盛んに行われていました。
「のざきまいりは屋形舟でまいろー」という歌がありますが、八軒屋浜から寝屋川を屋形舟でさかのぼりお参りしたそうです。
今ではすっかり景色も変わってしまいましたが、そんな昔をしのびながらお参りしました。
本堂の裏から登山道が始まります。大阪市内の景色と紅葉が美しかったです。
しばらく行くと野崎城址がありました。ここは飯盛城の出城だったようです。
やたらこの幟がありました。
野崎観音から1時間ほど歩くと、飯盛城の虎口に着きました。
石垣が残っていました。
広い曲輪跡に出ました。かわいいモニュメントがありました。
そこの紅葉も美しかったです。
敵の侵入を防ぐ「堀切・土橋」です。
もう一度登り直すと頂上に着きました。頂上の標識は無く飯盛城址と書かれた立派な石柱がありました。
辺りを見回すと頂上の標識がありました(笑)
飯盛城は戦国時代三好長慶(みよしながよし)が居城した城です。三好長慶は織田信長が出現するまで実質「天下人」だった戦国大名です。
それよりも驚いたのは立派な銅像でした。楠木正行の銅像でした。父は「大楠公」と呼ばれる楠木正成です。
なぜ楠木正行の像があるのかというと、飯盛山の裾の四條畷で北朝軍との戦で討ち死にしたからです。
様々な歴史にも興味をひかれますが、やはり頂上からの展望が素晴らしかったです。
梅田のビル群もよく見えました。
遠くには六甲山も見えました。
頂上付近の紅葉も素晴らしかったです。おにぎりを食べて下山です。
しばらく下りてくると、今度は北側の展望が広がってきました。
遠くには京都タワーも見えました。三好長慶もここから天下の状況を眺めていたのでしょう。
飯盛山から四條畷神社までは40分ほどの下りです。けっこう急登の登山道でした。
神社か近づいてくると、再び綺麗な紅葉が現れました。
四條畷神社に到着です。ここには先ほど述べた楠木正行公が祀られています。
四條畷神社も紅葉が綺麗でした。
最後に飯盛山の方を振り返って(頂上までは見えませんが)、JR四条畷駅に向かいました。
軽くハイキングと思って出かけましたが、約3時間ほどの楽しいハイキングになりました。
12月なのにまだ紅葉がきれいだったことにも驚きでした。
何より様々な歴史に触れられたことも楽しかったです。
※登山日 2023.12.2
大阪の飯盛山といっても、大阪人でも知らない人がほとんどだと思います。
生駒山の北の方にある山で、大東市と四條畷市にある標高300mほどの山です。
どちらかというと山城としての飯盛城跡が有名かも知れません。
JR学研都市線の野崎駅からスタートです。駅から野崎観音まで参道が続いています。
東高野街道が野崎観音の前を通っていて、私も街道歩きの時にこの石段を登ってお参りしました。
「のざきまいり」は江戸時代の頃から盛んに行われていました。
「のざきまいりは屋形舟でまいろー」という歌がありますが、八軒屋浜から寝屋川を屋形舟でさかのぼりお参りしたそうです。
今ではすっかり景色も変わってしまいましたが、そんな昔をしのびながらお参りしました。
本堂の裏から登山道が始まります。大阪市内の景色と紅葉が美しかったです。
しばらく行くと野崎城址がありました。ここは飯盛城の出城だったようです。
やたらこの幟がありました。
野崎観音から1時間ほど歩くと、飯盛城の虎口に着きました。
石垣が残っていました。
広い曲輪跡に出ました。かわいいモニュメントがありました。
そこの紅葉も美しかったです。
敵の侵入を防ぐ「堀切・土橋」です。
もう一度登り直すと頂上に着きました。頂上の標識は無く飯盛城址と書かれた立派な石柱がありました。
辺りを見回すと頂上の標識がありました(笑)
飯盛城は戦国時代三好長慶(みよしながよし)が居城した城です。三好長慶は織田信長が出現するまで実質「天下人」だった戦国大名です。
それよりも驚いたのは立派な銅像でした。楠木正行の銅像でした。父は「大楠公」と呼ばれる楠木正成です。
なぜ楠木正行の像があるのかというと、飯盛山の裾の四條畷で北朝軍との戦で討ち死にしたからです。
様々な歴史にも興味をひかれますが、やはり頂上からの展望が素晴らしかったです。
梅田のビル群もよく見えました。
遠くには六甲山も見えました。
頂上付近の紅葉も素晴らしかったです。おにぎりを食べて下山です。
しばらく下りてくると、今度は北側の展望が広がってきました。
遠くには京都タワーも見えました。三好長慶もここから天下の状況を眺めていたのでしょう。
飯盛山から四條畷神社までは40分ほどの下りです。けっこう急登の登山道でした。
神社か近づいてくると、再び綺麗な紅葉が現れました。
四條畷神社に到着です。ここには先ほど述べた楠木正行公が祀られています。
四條畷神社も紅葉が綺麗でした。
最後に飯盛山の方を振り返って(頂上までは見えませんが)、JR四条畷駅に向かいました。
軽くハイキングと思って出かけましたが、約3時間ほどの楽しいハイキングになりました。
12月なのにまだ紅葉がきれいだったことにも驚きでした。
何より様々な歴史に触れられたことも楽しかったです。
※登山日 2023.12.2
小学校の校歌で「♪飯盛生駒を間近に望み♪」と歌いました。
飯盛山は数年前に登りましたが、また、ハイキング行きたいです。
こんにちは。
私のハイキング情報でもお役に立てているのなら嬉しいです。
大阪の小中学校の校歌には生駒山が出てくるのが多いですね。
やはり生駒山はシンボル的な山なんでしょうね。
これからも大阪近郊の山にもたくさん登りたいと思います。
コメントありがとうございます。
大阪府内では一番馴染みが薄いというか
行く機会が少ないエリアです。
片町線(学研都市線)も
滅多に乗る機会がありませんでした。
応援ぽち
こんばんは。
日本国中をかけまり海外まで足をのばす
よっちんさんにも地元の大阪府内で
馴染みのない場所がありましたか(笑)
おおさか東線が開通して
我が家から学研都市線が近くなりました。
いつもありがとうございます。