はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

天空の山城 備中松山城に登城しました

2022-10-26 18:25:25 | 知らない街をぶらり
備中の国を旅してきました。
今回の備中の旅の一番の目的は備中松山城を訪れることでした。

備中松山城は、岐阜の岩村城、奈良の高取城とともに日本三大山城に数えられている山城です。
標高430mの臥牛山の頂上にあるのですが、それがわかる写真が1枚もありません。
大手門跡付近からの写真だけなので、山城らしい雰囲気が伝わらないのが残念です。


大手門に到着です。この時期、登城整理バスが運行されていて八合目まで楽に行けます。しかし、そのあとは20分ほど山道を歩かないといけません。




想像していた以上に素晴らしい石垣が残されていました。




これは攻めるのが大変そうです。しかもここまでは、山を登ってこなくてはなりません。




石垣も高くて、攻めるのは難しそうです。




狭間を備えた土塀も残っていました。




備中松山城は鎌倉時代からの歴史があるそうですが、戦国時代は中国地方の覇者毛利氏が城主でした。




その後、徳川の時代になって、あの小堀遠州もいっとき城主を務めたそうです。




天守が見えてきました。天守の現存する山城としては唯一の存在だそうです。




本丸から高梁の町を見下ろしました。右の川は高梁川です。




さっきまでは晴れていたのですが、私たちが到着すると暗雲が立ち込めてきました。すわ、いくさか!




なかなか立派な天守です。




三層に見えますが実は二層二階だそうです。




天守にも登りました。




こちらの猫様は、現在の城主さんじゅーろー様にございます。




あら不思議、登城が終了すると、また青空が出てきました。




先ほども撮りましたが、また撮り直しです。




やはり青空とお城はよく似合います。




雲海に浮かぶ城は竹田城が有名ですが、この備中松山城も雲海に浮かぶ姿が素晴らしいそうです。機会があれば見てみたいものです。




備中松山城は2年ほど前から訪れたい場所の一つでした、今回やっと念願の山城に行けたのでホッとしています。
山城ということで連れあいさんは二の足を踏んでいましたが、バスがあったのもラッキーでした。
今回は山城が大好きで全国の山城を攻城中のMさん夫妻と、さんじゅーろーファンのマエクミさんも一緒でした。


※訪問日 2022.10.19

今年も藤原宮跡のコスモス畑を訪れました

2022-10-25 19:25:25 | 花めぐり
今日は久しぶりに万博記念公園に行きました。
コスモスやコキアがきれいでしたが、その様子はまた後日にアップしたいと思います。

今回は、先日の日曜日に訪れた藤原宮跡のコスモスです。
この日は、葛城の道の駅へ野菜の買い出しが目的で、そのついでに藤原宮跡に寄ったということです。


藤原宮跡のコスモス畑には毎年のように訪れています。




場所によって咲き方が違うようでしたが、このあたりは終盤のようでした。




昨年はなんと11月5日に訪れたのですが、まだ咲いていて驚いたものです。




日曜日とあってたくさんの人が訪れていました。




この秋はどこの観光地も人がいっぱいのようです。




旅行支援もあるでしょうが、誰もが外に出たかった欲求が爆発した感じです。




終わりかけのコスモスですが、空と雲とでごまかしています(笑)




今はコスモスが風に揺れていますが、今から1300年前はここが日本の首都でした。時の流れの不思議を感じます。




藤原宮跡には、また来年の春の桜と菜の花の咲く頃に訪れたいと思います。




関西にも紅葉の秋が近づいてきました。



※訪問日 2022.10.23

ススキ輝く岩湧山にハイキング

2022-10-24 19:25:25 | 山歩き


上高地のライブカメラを見ると、穂高の稜線が白くなっていました。
今年こそは冬の上高地に行ってみたいと思うのですが‥。

さて、1週間も前の話になるのですが、大阪府の南にある岩湧山(いわわきさん)にハイキングに行きました。
岩湧山は標高も897mと低く、登山道も整備されていて登りやすい山です。
私も中学生の頃からよく登った山ですが、最近はすっかりご無沙汰していました。(前回は6年前でした)

ルートはたくさんありますが、今回は岩湧寺からのコースで登りました。
駐車場に着いたのが10時を過ぎていたので、上の駐車場が満車でかなり下の駐車場に停めました。
ということで、登山口まで15分ほども余分に歩きました(笑)


登山口です。右は急坂で60分、左は一般道で90分です。ちょっと悩んで、一般道を行くことにしました。




歩き出して40分ほどでしょうか。視界が開けて下界が見えました。




富田林のPLタワーが目立ちます。




こんな感じの道を登っていきます。




やっと稜線に出ました。ダイトレとはダイヤモンドトレールのことで金剛・葛城山系の稜線を縦走する自然歩道のことです。




稜線に出てからも少しアップダウンがあります。




頂上手前の九合目まで来ると自転車に乗ったおじさんに会いました。お話をすると、途中までジープ道があるそうです。それにしても凄いです!




ここから頂上までは、ススキの中を進んで行きます。




少し曇ったりもしましたが、頂上が近づくと青空も広がりました。




振り返ると、ススキの向こうには金剛山(右)と葛城山(左)が見えました。




ススキ越しの下界です。(やはりPLタワーが目立っています。)




今回は思ったほど展望が良くなかったです。




15年ほど前に来た時は素晴らしい晴天で、千里中央にある高層マンションまで見えました。




ススキもいい感じでした。




この日は日曜日、頂上から少し下がったところにある広場では、皆さん昼食の真っ最中でした。




今回ちょっと失敗がありました。最後のコンビニを見過ごしてしまったので、おにぎりなしの登山になってしまいました。(お水は持っていました。)




皆さんが食べているおにぎりが羨ましかったです。お腹は空きましたが、あと1時間もあれば下山できるので我慢です。




帰りは、この急坂(階段ばかり)を下って来ました。




岩湧山は低山ですが、やはり山は山です。
下山途中で足を骨折された方がいました。救助要請をして待っているところでした。
家族もいて、他にも二人の方がいたので、申し訳ないですがお先に下山させてもらいました。
そのあとは超慎重に下りました。
低い山だからと行って油断は禁物です。


※登山日 2022.10.16

旅の終わりに安房峠からの穂高岳を眺めました

2022-10-23 17:15:15 | 紅葉
乗鞍高原からの帰り道、最後に穂高岳を眺めることにしました。
いったん安房トンネルを抜けてから、平湯から旧158号線を上り返して安房峠に向かいました。


安房峠(1790m)に到着すると穂高岳が迎えてくれました。





奥穂高岳の頂上付近には雲がかかっていますが、吊尾根から前穂高岳までよく見えました。





こちらは独標から西穂高、そして奥穂高岳への難所です。





こちらは霞沢岳の方でしょうか?





この日は早朝に美ヶ原高原から穂高を眺めましたが、昼過ぎにも違う方向から穂高を眺めることができました。





上高地にも行きたかったのですが、ここからでも十分な眺めです。





安房山の斜面のダケカンバです。





前穂高岳からのびる明神岳の峰々です。





奥穂の雲が取れてジャンダルムも見えました。





実に堂々とした姿です。寄り道をして良かったです。





平湯まで下りてきました。ここからは笠ヶ岳が見えました。





笠ヶ岳も堂々とした山です。





平湯で見た紅葉と秋の雲です。




こうして美ヶ原高原と乗鞍高原を駆け足で巡った紅葉の旅は終わりました。


<おまけです>

名神高速道路の養老サービスエリアまで帰ってくると、素晴らしい夕焼け空が見えました。



※撮影日 2022.10.14

乗鞍高原の紅葉(大カエデ周辺の紅葉)

2022-10-22 17:15:15 | 紅葉
乗鞍高原の紅葉も最終回です。


大カエデにやって来ました。





思っていた通り、色づきが始まったところでした。





色づきは完全ではありませんが、乗鞍岳とのツーショットが撮れて嬉しいです。





なんといっても青空なのが嬉しいです。





大カエデは、その年の気候にもよりますが10月20日前後が一番の見ごろかもしれません。





撮影した日は14日でしたが、今頃は見ごろを迎えたのではないでしょうか。





大カエデの紅葉は始まったところでしたが、周辺の木々は紅葉が進んでいました。





2020年10月25日に訪れた時には、大カエデはもちろん真っ赤でしたが、山には雪も降って三段紅葉が見られました。





この日は天気も良くてあたたかいぐらいの陽気でした。もちろん乗鞍岳にも冠雪は見られませんでした。





奥が大カエデです。





周辺の木々は綺麗な色付きでした。





この木が一番色づいていました。





乗鞍高原で紅葉を堪能することができました。乗鞍岳に別れを告げて一ノ瀬園地をあとにしました。




このあと、車で行ける最高地点の三本滝の駐車場まで行ってみましたが、散策するにはちょっと時間が足りなくて帰路につきました。


※撮影日 2022.10.14