監督は出目昌伸。
出演は 松平健 、ブルーノ・ガンツ 、
高島礼子 、阿部寛 、國村隼。
時は第一次世界大戦下。
徳島県鳴門市の板東俘虜収容所の中の奇跡。
板東の人とドイツ兵との暖かい交流。
所長の松江豊寿を松平健が演じている。
真っ直ぐな男。
そして堂々とした生き方。
妻役の高島礼子も、
気品を感じさせるたたずまい。
(SAYURI)の大後寿々花も出ていました。
約90年前にこんなことがあったとは…。
うすうすは知っていたけど……。
映画を見るとほんとうに奇跡のような、
国境を越えた、鳴門市の人達との温かい交流。
第九がこの地で、アジアで、
初めて演奏されたという史実。
ほんとうに地元の人達の誇り☆
映画の終了後は、クライマックスのカラヤン指揮の
ベートーベン(第九)の余韻に浸りながら、
晴れやかな心で帰途につける映画でした。
ハッピーエンドで終わる映画は、
幸せな気分になれます。
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徳島県ではロケに使用された、
3億円を投じて再現されたという、
収容所のオープンセットが、
見られるということです。