花ごよみ

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流星の絆 (東野圭吾)

2008-12-18 | 本 な、は行(作家)

無残な両親の死。

流星のもとに両親の復讐を誓った、
功一、泰輔、静奈、3人の兄妹。

憎むべき犯人への報復をなすため、
長男、功一が綿密に計画を立てる。

放映中のドラマは、
19日に最終回を迎えます。

もっと早く本を読みたかったのに
図書館では20人待ち。

当然のことながら
東野作品はすごい人気です。

読み出した頃には、
もうすでにドラマは始まっていたので、
ドラマと平行して読み進めて行く、
羽目になってしまいました。

本を読んでいるうち、
ラストがすご~く気になったので
我慢の限界、
後ろ辺りのページをちらり見…。

とにかくびっくり!

何かの間違いかと思いました。

最終回、テレビの結末も
楽しみです。



絶望的な境遇から、
出発しなければならなかった彼等。

こころの深い闇、
不幸さ故の暗い情念が見えなくて
『白夜行』『手紙』などに比べると
あっさりとして軽い感じを受けます。

ドラマ「流星の絆」を観ながらの
読書だったからかも知れないです。

脚本が宮藤官九郎で、
コミカルな仕立てに、
なっているせいもあるかも…。

とにかくドラマのイメージが強く
出演者の顔を頭の中に浮かべながら
読んで行くことになってしまいました。

兄弟達の深い絆、団結力。
彼等の生きるすべとなる、
詐欺という仕事。
はかない恋心。
真犯人の意外さ…

いろいろ詰め込んだこの小説。
やっぱり面白いのには、
違いありません。


ドラマといえば
 ブラッディマンデー
毎週とっても楽しみにしていました。

裏切り者は誰か?
息つく間もない展開で、
見ていて気がぬけませんでした。
 
高木藤丸役の三浦春馬君いいです!!

これも次回は最終回。

テロリストの首謀者、
Kが意外。
Kのつく人物たくさんいるのに
この人、名前にKがない!!




コメント (10)
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