監督は、オーストラリアが故郷の、
バズ・ラーマン。
広大なオーストラリアの、
美しい風景が背景、
時代は第2次世界大戦直前の設定。
主演はニコール・キッドマンと、
ヒュー・ジャックマン。
二人ともオーストラリア出身。
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オーストラリアの俳優として有名なのは
メル・ギブソン。
あまり最近、顔を見せませんが…。
ニコール・キッドマンの、
今もなお褪せることない美しさ。。
アカデミー賞の司会で
歌って踊れる才能を見せつけた
(X-MENシリーズ)のヒュー・ジャックマン。
ちょっとムキムキすぎ…。
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オーストラリアの広大な景色、
牛追いの圧倒的な映像。
この映画はやっぱり映画館の
大きなスクリーンで見るべきです。
第二次世界大戦前のオーストラリア、
多彩な人種が入り乱れ、
差別化される世界が
背景にあります。
特にアポリジニーへの根強い差別。
先住民アボリジニーの神秘性は
オーストラリアを感じます。
因みにアボリジニーの生活を知ったのは
かなり以前に読んだ、
貴志佑介のクレムゾンの迷宮という本です。
サバイバルゲームの怖い本でした。
ニコール・キッドマン(レディ・サラ・シュレイ) と
ヒュー・ジャックマン(ドローヴァー) は
ハーフの少年に対して
純粋な愛の力で差別を乗り越えます。
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ニコール・キッドマンの、
オーストラリアでの人間としての変化。
衣装も目を楽しませてくれます。
泣けるシーンもありますし、
感動するシーンもあります。
上映時間、2時間45分もあったとは
知りませんでした。
もし予備知識を持っていたら
この映画を観るのを躊躇してたかも…。
でも観ている間は時間の長さは、
あまり意識しなかったです。