原作は三浦しをんの小説「神去なあなあ日常」。
林業を描いた
青春エンターテイメント大作。
大学受験に失敗、
高校を卒業した平野勇気。
彼は林業研修プログラムの
パンフレットの表紙の美女につられて、
神去村というケータイの電波も入らない
山奥の1年間の林業の研修に参加。
都会育ちの彼は
現場を見てあまりの厳しさを目にし
逃げ出したくなるが、
パンフレットの美女を
神去村で見かけた勇気は
ここで林業に従事することになる。
主演は染谷将太、
平野勇気を演じます。
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パンフレットの表紙の美女には
長澤まさみ。
勇気を指導するヨキには伊藤英明。
『海猿』同様のぴったりのハマり役、
ヨキの奥さんのみきを演じる、
優香との会話も愉快でした。
村のまとめ役、柄本明も貫禄がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/30/43f4f9c210d7f5ac37f771c32e900ded.jpg)
キャスティングがいいです。
勇気の成長、自然の美、森林の荘厳さ、
村人や子供たちとの交流、神秘的な祭り
周囲の人々のなあなあさ。
すべてがうまくマッチして、
心地よい映画になっていました。
館内からは笑いが絶えませんでした。
100年先を考えるという林業、
勇気は徐々に林業に魅かれていく。
海猿で鍛えあげた伊藤英明の逞しさも
見どころになっています。
監督の意向で全て役者自身が演じ
吹き替えはなかったそうです。
クライマックスの、
祭りのシーンはドキドキ。
すごい迫力がありました。
面白いし感動するし
心がほっこり温まる素敵な映画でした。
本を読んでいます。感想は→こちらです。