さだ自身が小説化したのを原作に映画化。
内戦のケニアで医療ボランティアとして
戦争によって傷ついた人達の
治療に当たる医師。
実在の医師がモデルになっているそうです。
大沢たかおが主人公の医師、
島田航一郎を演じます。
真木よう子、石原さとみが共演。
監督はなんと三池崇史。
昔、NHKで放映されていた
帚木蓬生原作「アフリカの蹄」
このドラマの時も、
主演の大沢たかおは
アフリカに留学した医師でした。
JIN-仁-もそうですが、
大沢たかお、
やっぱり医者がよく似合います。
深い心の傷も体の負傷も治療する
医師のまっすぐな姿勢に感動しました。
過酷な環境のケニアでの医療。
「がんばれー」とは、
困難に立ち向かって行くための
自分自身に対してのエール。
目を背けたい
つらいシーンもありましたが
子供たちのほほえむ顔が心に残ります。
悲しみの向こうに光の感触が…
ラストは涙でした。
本当は「東日本大震災」に絡まない方がいいんだけど、あの震災があったからこそ小説を書く気になったみたいだし、仕方ないのかも。
ただ、彼の作品のテーマであるいろいろなものの「バトン」はちゃんと引き継ぎされているラストシーンはある種のハッピーエンドだと思いました。
しんちゃんははさだまさしマニアなんですね。
小説は震災があったからこそ書かれた
ものだったんですね。
「バトン」は確かに次に引き継がれていて
悲しみの中でも確かな灯りが見えました。
ハッピーエンドということなんですね。