友罪 (集英社文庫)
友が重罪を侵した過去があると知ったら
友人のままでいられるのか。
心の中に閉じ込めたまま
秘密にしておけるのか。
友人の犯罪に気付いてしまった益田。
友として犯罪を打ち明けようとする鈴木。
被害者は存在する。
償うことのできない深い罪を犯し
死ぬこともままならない。
生きていくことの辛さを抱え
苦悩する鈴木。
彼から得た信頼を裏切ってしまうのか。
葛藤する益田。
映画化ということで読みました。
益田が生田斗真、
鈴木は瑛太が演じます。
映画のキャストを思い浮かべながら読みました。
読み進めるのが辛くなるような
救いのない重苦しい内容でしたが
先が気になり本の最後を
ちらっと覗いてしまいました。
どうすれば正しいのか、
答えは見えてきません。
ラストの手紙にはじんときました。
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