万城目学の同名小説を映画化。
濱田岳、岡田将生が主演。
琵琶湖畔の町
石走のお城に暮らす日出一族。
彼等は先祖代々受け継いだ、
不思議な力を持っていた。
分家の息子の涼介は
力の修行をするため石走に…
日出家の城から高校へ通うことになる。
日出家の跡取り息子で殿様のような高校生、
淡十郎のお供となって振り回される涼介。
淡十郎の恋、日出家とライバルの棗家、
色々が絡み合って
思ってもいなかった騒動が展開。
日出淡十郎に濱田岳、
日出涼介に 岡田将生、
淡十郎の姉、日出清子に深田恭子、
ライバルの棗家の高校生、棗広海に渡辺大、
涼介の師匠、藤宮濤子に貫地谷しほり。
赤い学生服を着た淡十郎、
涼介が登場しただけで
にやりとなります。
渡辺大の15歳もおかしい。
高校生には見えないでしょう。
深キョンはきりっとして
立ち姿が美しかったです。
浜村淳もちょっとだけ出演。
琵琶湖を舞台にして、
不思議なパワーが炸裂。
反目する日出家と棗家。
琵琶湖もすごいことになります。
琵琶湖に龍がいるような
気になってきます。
お濠に船、町を馬でとかいった具合で
時代劇のような趣もあって
ファンタジー色が満載の
独特の世界観の物語です。
原作のストーリーには
結構忠実に作られていました。
相変わらずの万城目学の世界。
スケールは大きいのに
なんだかばかばかしい。
原作は読んでいたので
あらすじはおおよそ
分かっていたけど面白かったです。
長浜、竹生島、彦根城が辺りがロケ地。
日出家の住居は彦根城。
この辺りには訪れたことがあって、
おなじみの景色でした。
あっ、あそこだ!あそこだ!
といった感じで…
余計に楽しめました。
彦根城の桜、素敵でした。
彦根城は雪の頃行ったので
今度は桜の頃に行くたくなってきました。
CGを駆使した原作の映像化も
うまくいっています。
娯楽作品として楽しんで
観ることができました。