花ごよみ

映画、本、写真など・

偉大なる、しゅららぼん

2014-03-19 | 映画

万城目学の同名小説を映画化。
濱田岳、岡田将生が主演。

琵琶湖畔の町
石走のお城に暮らす日出一族。

彼等は先祖代々受け継いだ、
不思議な力を持っていた。

分家の息子の涼介は
力の修行をするため石走に…
日出家の城から高校へ通うことになる。

日出家の跡取り息子で殿様のような高校生、
淡十郎のお供となって振り回される涼介。

淡十郎の恋、日出家とライバルの棗家、
色々が絡み合って
思ってもいなかった騒動が展開。

日出淡十郎に濱田岳、
日出涼介に 岡田将生、
淡十郎の姉、日出清子に深田恭子、
ライバルの棗家の高校生、棗広海に渡辺大、
涼介の師匠、藤宮濤子に貫地谷しほり。

赤い学生服を着た淡十郎、
涼介が登場しただけで
にやりとなります。

渡辺大の15歳もおかしい。
高校生には見えないでしょう。

深キョンはきりっとして
立ち姿が美しかったです。
浜村淳もちょっとだけ出演。

琵琶湖を舞台にして、
不思議なパワーが炸裂。
反目する日出家と棗家。



琵琶湖もすごいことになります。
琵琶湖に龍がいるような
気になってきます。

お濠に船、町を馬でとかいった具合で
時代劇のような趣もあって
ファンタジー色が満載の
独特の世界観の物語です。

原作のストーリーには
結構忠実に作られていました。

相変わらずの万城目学の世界。
スケールは大きいのに
なんだかばかばかしい。
原作は読んでいたので
あらすじはおおよそ
分かっていたけど面白かったです。

長浜、竹生島、彦根城が辺りがロケ地。
日出家の住居は彦根城。
この辺りには訪れたことがあって、
おなじみの景色でした。
あっ、あそこだ!あそこだ!
といった感じで…
余計に楽しめました。

彦根城の桜、素敵でした。
彦根城は雪の頃行ったので
今度は桜の頃に行くたくなってきました。
CGを駆使した原作の映像化も
うまくいっています。
娯楽作品として楽しんで
観ることができました。







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淡路島の八木のしだれ梅(村上邸)

2014-03-17 | 写真(花、旅行など)

横の広がりは約12m、高さ 7.5m。
樹齢約60余年の枝垂れ梅です。
その豪華さに圧倒されました。
国内最大級の枝垂れ梅です。

まるで空から降り注ぐ
ピンクのシャワー。
色合いも美しく
ほんとうに見事な枝垂れ梅。

テレビでも放映されたようで
多くの人が訪れていました。

あわじ花へんろ
第五十六番「花の札所」になっています。

個人の庭の木のため観覧の際には
マナーを守るようにとのことです。




















離れたところから見た枝垂れ梅

あわじ市八木馬回

3月16日撮影





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梅宮大社の梅

2014-03-16 | 古寺(花など)

梅宮大社は、酒造の神、子授け・安産の
ご利益があります

梅宮大社という名前の通り、
こちらは梅の名所になっています。
神苑には、梅だけではなく
四季それぞれの花が咲きます。
特にカキツバタ、花菖蒲、ツツジ、アジサイの
咲く頃が美しいです。


楼門
屋根の下にお酒が置かれています。


















水仙も咲いていました。




拝殿の奥に拝所が見えます。

訪れたときはちょっと満開前、
今頃はきっと満開に
なっているでしょう。

3月9日撮影

京都市右京区梅津フケノ川町






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北野天満宮の梅

2014-03-14 | 神社、神宮

学問の神様、
菅原道真を祀った神社です。

訪れた日は丁度見頃で
白、ピンク、赤、
色とりどりの梅が咲いていて
境内はとても華やかな
雰囲気に包まれていました。
















桃山建築の代表の本殿は
国宝になっています。


隣には梅園もあります。
ここも丁度盛りの梅を
見ることができました







3月9日撮影

京都府京都市上京区馬喰町







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城南宮に咲く椿

2014-03-13 | 古寺(花など)

城南宮は枝垂れ梅も美しいですが
椿もたくさん植えられています。
種類も多くて見応えがあります。

多彩な椿の花が
春の訪れを告げていました。















3月9日撮影

京都市伏見区中島鳥羽離宮町





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城南宮の枝垂れ梅

2014-03-12 | 古寺(花など)
見事な枝垂れ梅!!
満開でした。
何回訪れても感動ものです。


























水温む頃って感じです。


馬酔木が咲きはじめていました。


平安の衣装を着て行われる
貴族の雅な遊び「曲水の宴」が
再現される庭園。

一日持たないスマホを見限り
機種変更しました。
色々な作業にあたふたとして
時間がとれずアップが遅れました。

3月9日撮影


京都市伏見区中島鳥羽離宮町




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聖なる怠け者の冒険  森見 登美彦 

2014-03-09 | 本 ま、や行(作家)


聖なる怠け者の冒険

舞台は京都
時は祇園祭宵山土曜日。
そこで展開される
ばかばかしいドタバタ劇。

怠けるためには、
なんでもするという主人公、
大和田君はどんな場面でも
怠け者を貫き通す。

そしてこれもまた
怠け者の浦本探偵。

究極の方向音痴の玉川さん。

計画をたて、
充実した土曜日にするための行動を起こす
恩田先輩と桃木さん。
このカップルの行動も
こんな人っているなあって感じで、
ほのぼのとしてまたいいです。

アルパカそっくりの五代目。

善行の活動日誌、
資料が活力の源の
黒マントのぽんぽこ仮面。

登場人物がみんな個性的で
愛すべき人物です。

そんな登場人物達が、
時と地点を移行しながら、
縦横に絡み合う、
濃密な一日の出来事を描いています。

くだらない事にも一生懸命、
どこか可愛いくて
ほほえましいのです。

そして怠け者の心の中を
よく見抜いています。

宵山の雰囲気もあって、
奇怪で不思議な世界に、
迷い込んだような感覚です。
どこへたどりつくのか不安でしたが
なんとか最後は
うまく収まっていました。

北白川ラジウム温泉、
検索してみました。
なんかいいところみたい、
行ってみたくなります。

何がなんだか
よく分からないままに
楽しめる物語でした。



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白いユリの絵

2014-03-07 | 水彩画


↑クリックで拡大できます

3月に入って、
花粉の季節というのに
寒さの名残がいつまでも
居座っています。
ほんとに寒いです。
昨日も今日も雪がちらほら。
春の到来が待たれます。

白いユリの花をアップしました。





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神去なあなあ夜話 三浦しをん

2014-03-05 | 本 ま、や行(作家)

神去なあなあ夜話

「神去なあなあ日常」の続編
今回もほのぼのとした話が
詰まっています。

勇気の神去村の生活も、
少しは余裕が感じられるように
なってきました。
神去村の空気に
なじんできたようで
うれしくなります。

生活に溶けこんだファンタジー、
不思議な伝え話…
神去村の人々がまとう
ゆるゆるの空気、
なあなあの日常もまたいいものです。

神去村ののどかな風景が
目に浮かんで来るように
描かれています。
風景描写も優れていました。

百年後の人たちの幸せを祈って
山の手入れをし続けることを、
勇気は知ります。
そしてその行為には、
愛と信頼が知らず知らず
すり込まれていることに気づきます。
勇気も成長しました。

繁ばあちゃん、
「まんじゅうみたい座っている」だけの
おばあちゃんだったはずなのに
今回はすごいです。
なんと勇気のパソコンに
勝手に触れて操作しています。
魅力たっぷりの繁ばあちゃんでした。

なあなあ日常~夜話とあまり日数を
経ることなしに読みました。
特にこの本はすぐに
読み終えてしまいました。

読後感もいいです。
人の温かさが心地よい物語でした。







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ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言  原田 マハ

2014-03-04 | 本 な、は行(作家)

ユニコーンジョルジュ・サンドの遺言 原田マハ


昨年、「貴婦人と一角獣」展に行き
実物を見ました。

中世の工芸品である
タペストリーの大きさ、
千花模様(ミルフルール) の繊細さ、
鮮やかな赤、
華麗な装飾、
長い年月を経ても、
色あせない美しさに驚きました。

ブサック城で発見された
「貴婦人と一角獣」の深い謎。

「我が唯一つの望み」という
タイトルの謎。
展覧会でその作品を見ているので
そのときの不思議な思いが,
再び湧き起こってきます。
想像力を喚起させられる作品です。

夢のように美しい「絵」
タピスリー「貴婦人と一角獣」に出会った
ジョルジュ・サンド。

タピスリーに秘められた謎、
謎の解明を望むにも、
究明されることのない不可解さ。

ジョルジュ・サンドが、
褒め称えたタペストリー。

同じく作者もタペストリーの
貴婦人の神秘的な瞳の行方に魅せられ
時空世界を超えて、
再体験をするような気持ちで
この作品を書き上げたのでしょう。

物語は静かで美しいです。
タピスリーの挿絵と文章が
巧く溶け合っていい感じです。
タピスリーに関する文章も
魅力的です。
ファンタジックな空気が流れる物語。
短時間で読み終えてしまいました。




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