よみがえる百舌 逢坂剛

よみがえる百舌 (百舌シリーズ) (集英社文庫)

百舌シリーズ第4弾。
百舌の再現、
千枚通しに百舌の羽、
よみがえった百舌の正体は一体誰なのかで
ラストまで進行していきます。

前作に続いてまた重要な人物が
消えてしまいました。
一体この先どうなっていくのか少し心配。

長崎のモンゴルランドを舞台にした後半は
息をのむ展開でした。

モンゴルランドを調べました。
長崎県松浦市にあるモンゴルに焦点をあてた
テーマパーク、鷹島モンゴル村です。
モンゴル村では遊牧民が暮らすパオ（ゲル）が
点在しています。
ここで死闘が繰り広げられますが
鷹島モンゴル村の結構いい宣伝になったかな。
でもこんな殺戮の舞台になってしまい
迷惑だったかも。

百舌の正体と事件の黒幕の謎で
ラストまで緊張感が続きます。

倉木美希と大杉の関係も
発展がありました。

シリーズ第５弾「のすりの巣」も
手に入れています。
のすりは漢字で書くと、
狂の下に鳥、
字からして怖そう。

OBPに咲く椿

大阪ビジネスパーク(OBP）の一角
クリスタルタワービル横に椿が咲いていました。









クリスタルタワービルにTWIN21、
松下IMPビルが映っています。


こちらはTWIN21。


冬の大阪城。




年の瀬のひっそりとした大阪城公園。

12月30日撮影

大阪府大阪市中央区城見

杉原千畝 スギハラチウネ

日本政府に背いて６０００人の、
ユダヤ難民にビザを発給し、
多くのユダヤ人の命を救った、
実在の日本人外交官、
杉原千畝を描いた映画。

第2次世界大戦下、
外交官としてリトアニアに赴任していた杉原千畝。

杉原千畝を唐沢寿明、
その妻を小雪が演じます。

諜報外交官として様々な国に
滞在していた杉原千畝。
彼はリトアニア・カウナスの
日本領事館へ勤務することになる。

リトアニアで情報を収集し、
日本にヨーロッパの情勢を発進。
そんな中で、第2次世界大戦が勃発。
諜報員として情勢を正確に分析。
ドイツの不審な動きや
アメリカとの戦争を警告。

家族までもが危険なリスクを
背負わされるというのに、
ビザの発行を決断。

強い信念とヒューマニズムを
貫き通した人物。
杉原千畝の残した功績は
感動的なものがあります。



映画を見る前におおよその内容は
予測がついていましたが
ビザを発行し続けた
千畝の心の動きも、
よりくわしく分かりました。
また小雪の衣装などを通じて
結構優雅な外交官の日常なども
知ることができました。

杉原千畝を演じた唐沢寿明は
ぴったり適役で素晴らしかったです。


　　　　

明けましておめでとうございます

　　

２０１６年がスタートしました。

昨年はたくさんの方にお世話になりました。
ほんとうにありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

お体に気をつけて
良いお正月をお迎えください。

２０１６年、
元気で穏やかな一年でありますように
願っています。