またジュニア小説を読み始めました。今度は古典の "DADDY-LONG-LEGS" by Jean Wedbster です。ジュニアと言っても主人公は大学生になるので十代後半用の小説かな? まだ10数ページしか読んでいませんが知らない、もしくは見たことはあるが忘れた単語が1ページに一つ位の割合で出てきます。ブロッグに書くのはその内で特に憶えたい単語や知っている単語なので知らない意味で使われているケースを主に取り上げていますが、今回はジュニア小説にしてはやけに硬い感じのする単語が9ページ目にあったのでそれを取り上げます。
The door closed behind her, and Mrs. Lippett watched it with dropped jaw, her peroration in midair.
"peroration" はいかにも硬い感じがしませんか? 早速OneLook Quick Definitionsを見ます。
1.(retoric) the concluding section of an oration ("He summarized his main points in his peroration")
2.a flowery and highly rhetorical oration
なるほど語尾の "oration" で "speach" に関係があるのは分かりますね。語源辞書のONLINE ETYMOLOGY DICTIONARYを引いて見ます。
c.1440, from L. perorationem (nom. peroratio) "the ending of a speech or argument of a case," from peroratus, pp. of perorare "argue a case to the end, bring a speech to a close," from per- "to the end" + orare "to speak, plead" (see orator).
そうですか、"per" に "to the end" の意味があるのですね。