はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

かのや新名所

2007-07-06 18:23:56 | アカショウビンのつぶやき
 その昔、鹿屋は「自衛隊だけ、他には何もない街」と言われ続けて来た。
 昭和56年、日本初、国立の体育大学が開校し、日本中の有望な若者が集う街となり、アテネオリンピックでは、柴田亜衣選手が女子自由形で日本初の金メダルを獲得し一躍鹿屋市の名を挙げた。
 また「日本一美しいバラ園」と称される、霧島が丘公園の「鹿屋バラ園」は、5万株のバラが咲き誇り、毎年フォトコンテストや種々のイベントで賑わうようになった。
 そして7月1日、今度は国内最大級の「グランドゴルフ場」がオープンした。
近くでもあり散歩がてら行ってみたが本当に広い。芝はきれいに手入れされ寝ころんで空を見上げていれば、最高のときを過ごせそうな気がする。でも今にも降り出しそうな生憎の梅雨空に早々に逃げ帰った。今のところグランドゴルフを楽しむ暇はとてもないけれど梅雨が明けたらまた行ってみたい。そして美味しい空気を胸いっぱいに吸ってこよう。 

老いて知る

2007-07-06 07:53:30 | はがき随筆
 「贈りもの、ありがとう」。娘たちに電話。「あなたたち今、物入りなのに本当に。ありがとう」とは言い条、娘達の心根が嬉しいのである。何かの記念日、父の日、母の日、誕生日など気遣ってくれるのである。2人とも5人家族の生活に懸命だ。
 私の「はがき随筆」が載ったのを送ると喜ぶようである。これはもう元気を取り戻し、仕事と両輪、続けようと思ったことである。孫たちも早、大学生、高校生、それぞれに巣立ったことだろう。
 白楽天の詩「老いて知る光陰の速きを」を見て私もまったく同感である。
   大口市 宮園 続(76) 2007/7/6 毎日新聞鹿児島版掲載