鹿屋市には1895年に創立された、歴史の古い県立の農業高校がある。
同校は、地球温暖化防止対策として、2005年から、県トラック協会との共同実験「かのや菜の花エコプロジェクト」を立ち上げた。その一環としてこのほど菜種油の廃油から作った<バイオディーゼル燃料(BDF)>で走る「菜の花エコバス」が走り始めた。
生徒たちは、学校の水田120㌃で菜の花を栽培し、食用に使用後、その廃油を校内の精製装置でBDFとして生産している。「菜の花エコバス」の燃料はBDF100%。BDFは排ガス中の二酸化炭素削減効果があるとされ、今後、エコバスの燃費や排ガス中の二酸化炭素濃度を測定し「BDF利用に関する研究」としてまとめる予定という。
第1号の「エコバス」は実習地への生徒の送迎車だが、これから校内の全公用車への導入を目指すという。そして廃食油が環境にやさしい燃料になることを広くアピールしたいと意気込んでいる。
写真は毎日新聞鹿児島版掲載より
同校は、地球温暖化防止対策として、2005年から、県トラック協会との共同実験「かのや菜の花エコプロジェクト」を立ち上げた。その一環としてこのほど菜種油の廃油から作った<バイオディーゼル燃料(BDF)>で走る「菜の花エコバス」が走り始めた。
生徒たちは、学校の水田120㌃で菜の花を栽培し、食用に使用後、その廃油を校内の精製装置でBDFとして生産している。「菜の花エコバス」の燃料はBDF100%。BDFは排ガス中の二酸化炭素削減効果があるとされ、今後、エコバスの燃費や排ガス中の二酸化炭素濃度を測定し「BDF利用に関する研究」としてまとめる予定という。
第1号の「エコバス」は実習地への生徒の送迎車だが、これから校内の全公用車への導入を目指すという。そして廃食油が環境にやさしい燃料になることを広くアピールしたいと意気込んでいる。
写真は毎日新聞鹿児島版掲載より