はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

明けましておめでとうございます。

2011-01-03 11:23:50 | アカショウビンのつぶやき


 遅くなりましたが、新年のご挨拶を申し上げます。

雪の元旦でしたが、キリスト教会の元旦早天祈祷会に参加し、新しい年への思いを祈りました。
ただ忙しく過ぎ去った昨年を振り返り、もう少しゆっくり歩きたいなあ…。あれもこれも抱え込んで、結局消化不良か、疲れ果てるかの繰り返しだった去年の反省でした。
いま何をすべきか、正しい選択ができるように! 

初めて独りで迎えたお正月ですが、やせ我慢でなくホッとしています。やっぱり歳なのでしょうね。
あと数時間で]息子たちが帰って来ますが、それまでにやることがまだいっぱい…。


火山灰だらけの花たちに水をかけると、火山灰にも雪にも負けず、健気にほほえんでくれます。





クリスマスローズには6つの花芽がありました。

さあ、これから買い出しです。

by アカショウビン

同じ思い

2011-01-03 11:08:56 | はがき随筆
 「誕生日おめでとう」。短大時代の友人からの電話。「資格は取ったけど日々の生活に役出ってないわよね」「大丈夫! 人生の糧になってるわ。ちゃんとまじめに勉強してたわよ」「でも中国語の先生の顔と你好(にいはお)しか覚えてないのよ」「実は私も同じよ」。私たちは20歳の娘に戻って、おなかが痛くなるほど笑った。「短大を卒業し32年たったけど会ったのは、たったの2回。だけど短大時代にできた友人と今でも、こうやって話せることが私の財産であり、宝物だわ」。52歳になった私たちは同じことを思っていた。そして再会を約束して電話を切った。
  垂水市 宮下康 2010/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載