元日の朝、障子が明るくなって目覚めた。雲の切れ間からの初日の出を礼拝する。
胃がん全摘以来6年目になるが、さしたる異常はなく元気で過ごして来た。本年も夫婦共々こよなく生きて行けるようにと念仏する。
妻の初朝餉の支度ができた。屠蘇酒とお雑煮をいただいて、この町の平和の喜びを感じます。
年末のすごい雪降り、今日は晴天で日が輝いて近ごろにない眩いばかりの銀世界である。 私は、山紫水明のこの里に暮らして57年だ。お世話になり続けている。寸志でも、お返し出来たらと、元日に思うのである。
伊佐市 宮園続 2011/1/8 毎日新聞鹿児島版掲載
胃がん全摘以来6年目になるが、さしたる異常はなく元気で過ごして来た。本年も夫婦共々こよなく生きて行けるようにと念仏する。
妻の初朝餉の支度ができた。屠蘇酒とお雑煮をいただいて、この町の平和の喜びを感じます。
年末のすごい雪降り、今日は晴天で日が輝いて近ごろにない眩いばかりの銀世界である。 私は、山紫水明のこの里に暮らして57年だ。お世話になり続けている。寸志でも、お返し出来たらと、元日に思うのである。
伊佐市 宮園続 2011/1/8 毎日新聞鹿児島版掲載