2011年12月16日 (金)
山陽小野田市 会 員 河村 仁美
この頃、私の周りでは、やたらに老眼の話題が飛び交っている。私自身は、目には今のところ問題がなく、生まれてから一度も眼鏡をかけたことがない。だが、こればかりは、避けて通ることはできないようだ。
老眼鏡という呼び方は、加齢を思わせるので嫌だと思っていたら、今は「シニアグラス」と言うそうだ。職場の同僚は、百円ショップで探した200円の眼鏡をかけている。私も「見えればよし」と思うタイプなので、それで解決するなら安上がりだと思っていた。
そんなある日、知人が、とてもおしゃれなデザインのシニアグラスをかけ始めた。赤い縁取りの眼鏡自体が顔のアクセントになっていて、年を重ねたからこそのおしゃれを楽しんでいるようだ。彼女から購入先を聞いた私は、「その時」が来ても胸を張って、楽しくシニアグラスを手にすることができそうだ。
(2011.12.16 読売新聞「私の日記から」掲載)岩國エッセイサロンより転載
山陽小野田市 会 員 河村 仁美
この頃、私の周りでは、やたらに老眼の話題が飛び交っている。私自身は、目には今のところ問題がなく、生まれてから一度も眼鏡をかけたことがない。だが、こればかりは、避けて通ることはできないようだ。
老眼鏡という呼び方は、加齢を思わせるので嫌だと思っていたら、今は「シニアグラス」と言うそうだ。職場の同僚は、百円ショップで探した200円の眼鏡をかけている。私も「見えればよし」と思うタイプなので、それで解決するなら安上がりだと思っていた。
そんなある日、知人が、とてもおしゃれなデザインのシニアグラスをかけ始めた。赤い縁取りの眼鏡自体が顔のアクセントになっていて、年を重ねたからこそのおしゃれを楽しんでいるようだ。彼女から購入先を聞いた私は、「その時」が来ても胸を張って、楽しくシニアグラスを手にすることができそうだ。
(2011.12.16 読売新聞「私の日記から」掲載)岩國エッセイサロンより転載