昭和19年生まれの舟木一夫は橋幸夫、西郷輝彦とともに、御三家(ごさんけ)と呼ばれ、高校3年生で若くして有名になった歌手である。本家御三家は、徳川将軍家に次ぐ地位の尾張藩・紀州藩・水戸藩のことである。 昭和18年生まれの橋幸夫は、遠藤実、吉田正に師事し、潮来笠でビクターレコードからデビューした。最初のコロムビアの採用試験に合格していたら、舟木一夫という芸名になる予定であった。歌手の他に、俳優として . . . 本文を読む
人は外界から空気を取り込み、血液の赤血球中のヘモグロビンで、酸素を全身の細胞にくまなく行き渡らせ、細胞内のミトコンドリアにより炭水化物を酸化しエネルギーを獲得して、最終産物として二酸化炭素と水を排出するから、生きている。前半が外呼吸で、後半が内呼吸である。 呼吸の字の並びは、炭酸ガスを放出する「呼」が先で、酸素を取り込む「吸」が後である。 「吸呼とは言わない。何故なのか考えて見なさい」とは禅僧が . . . 本文を読む