風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

老いては孫に従え 774号

2009年12月08日 06時25分57秒 | 随想
孫の一泊二日の訪問が有った。三ヶ月が経過し、お食い初めの儀式の為である。 外出する息子夫婦に子守を頼まれ、お付き合いした。 手足を動かす事に喜びを感じている様子である。足で毛布を蹴飛ばすから再三再四、掛け直す。遊び疲れて寝てしまう。 眼を覚まし、泣き出す。メールして帰ってもらう。オシメが濡れて不快だった。 暫らく抱っこすると寝てしまう。 目覚め激しく泣き出す。目には涙がある。腹が減ったの . . . 本文を読む

御百日祝いの天然鯛 773号

2009年12月08日 05時01分53秒 | 随想
お食い初めは、赤子の生後百日目に行われる儀式である。主役の孫が到着する。 尾頭付きの鯛、赤飯、汁物、焚き物、香の物の一汁三菜の祝い膳と紅白の餅、歯固め栗を三個。一生涯、飢餓のない平穏な人生を送れる願いを込める平安時代からの習慣である。 祝い事はお祭りであるから、散財するチャンスである。近所の魚屋に明石の天然鯛の塩焼きを依頼した。スーパーの養殖物なら半分のコストで調達可能だった。魚屋は良い子です . . . 本文を読む