風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

江戸時代の横綱料理 769号

2009年12月05日 06時40分46秒 | 随想
江戸時代の大横綱の谷風梶之助、大関は雷電爲右エ門。谷風はインフルエンザで若死にしたことから、風邪を「タニカゼ」と呼ぶ。 江戸庶民のおかず番付があった。東・精進方の横綱は八杯豆腐、大関は昆布と油揚げの煮物、関脇・きんぴらごぼう。西・魚類方はめざしいわし、貝のむき身と切り干し大根の煮物、芝エビの炒り物である。 八杯豆腐は豆腐をだし汁で煮たものである。上方は薄味のだし汁六、酒、醤油の「はちはい」、江 . . . 本文を読む

津和井蟹の漁が解禁 768号

2009年12月05日 04時56分08秒 | 随想
丹後・山陰地方では松葉蟹、福井県や石川県では越前蟹の津和井蟹漁が11月6日解禁され、香住漁港では過去最高値となる1匹が11万220円で、三国港の初競りで、5万5000円のご祝儀相場。 水揚げされた漁港ごとに色分けしたタグを蟹に付け、緑が丹後半島の間人(たいざ)蟹・青が兵庫県の津居山蟹・白色が兵庫県の香住蟹・黄色が福井県の越前蟹。 庶民が稀に口にする津和井蟹は通販の足の足りない訳有り商品である。 . . . 本文を読む