富有・次郎・筆は甘柿。市田・蜂屋は渋柿。渋が邪魔して嫌われる。乾燥すると渋が抜ける。農夫はその不可思議に興味を示し、干柿にして皆に提供する。伊那谷の市田には元善光寺があり、美濃の蜂屋には正眼寺がある。江戸時代には天干し柿(あまぼしがき)と呼んでいた「あんぽ柿」は水分50%の半乾燥。柿に陽が満遍なく当たる様にコロコロ位置を変える「枯露柿」は完全乾燥。天竜川の河岸段丘の寒暖の激しい自然環境の市田柿は水 . . . 本文を読む
殿は職名に付け敬意を表し、様は人間を尊敬する接尾語であると解釈している。「様を見ろ・ざまをみろ」は失敗を嘲笑う言葉で、職責に堪えられない未熟な人間性を非難する。貴様と俺とは同期の桜。スーさんと浜ちゃんは社長と平社員の労使関係でなく人間付き合い。リーダーシップのある人物を殿様と言う。紀州の殿様とは徳川八代将軍・吉宗である。増税と質素倹約による幕政改革、新田開発など公共政策、公事方御定書の制定、目安箱 . . . 本文を読む