風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

伊那谷の農家住職

2010年05月18日 15時09分21秒 | ワーキングホリデー飯田
田舎育ちの教師の参男坊、生きる為に都会でサラリーマン。定年到来で会社から追い出される。 三つ子の魂が田舎暮らしの農業を志向させる。 国交省の観光カリスマは飯田市の役人・井上さん。無償ボランティアのワーキングホリデーの先駆者。 国民と役人の思惑が一致、参加したのが四年前、積もり積もって二十回を越えた援農体験。 春夏秋冬、三泊四日の三食、温泉付き。経費は往復高速バスの五千円は格安旅。 労働を . . . 本文を読む

石も積もれば田毎の月

2010年05月18日 13時04分40秒 | 随想
極貧の農村の食料政策である棄老伝説の信州信濃の姨捨山。「田毎の月」を見て涙して老婆を連れ帰る。移動しながら見ると、月が夫々の水田に存在する。 山中でじっと死を待つ老人、最後の力を振り絞り石を積み上げ、死んで逝く。何千・何万の多くの老人のささやかな行為の連続が千枚田を形成し、若者の心は感動する。 飽食の時代の棄老伝説は都市のど真ん中。資本力で鉄とコンクリートとガラスを大型重機で積み上げ短時間で完 . . . 本文を読む