風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

老兵横綱は消え去るのみ

2020年01月07日 09時40分17秒 | 随想

昨年末27日のNHKの「チコちゃんに叱られる」

チコちゃん「なぜ大相撲はいつも決まった時間に終わるの?」

親方である時計係審判が様々な技を駆使して時間調整してNHKの放送時間の6時に終る様に管理するからである。

大相撲の伝統は親方衆の演出で観客を楽しませる興行なのだろう。

蒙古人種である農耕民族の大和民族が牧畜民族の蒙古横綱に侵害されて以来、大相撲は農耕民族の神事から単なる金儲けの格闘技に変質した。

昔の大相撲は親方衆の合議で村社会が総中流になる様に調整し、それに基づいた演出がなされた。

横綱力士は親方衆の意向を踏まえ、力士を統括し、大相撲が繁栄する様に土俵上で演技し、その美意識が大和魂の琴線に触れたのだろう。

しかるに年寄り・行司・呼び出しなど裏方の滅私奉公の努力を踏み躙り、我利我欲に徹する遊牧民の老兵横綱は消え去るのみだろう。


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