コロナウイルスのパンデミックで延期された東京五輪、デルタ株で大変なのに開催された事で五輪に対する価値観が変化したのだった。オミクロン株の急速なまん延で北京オリンピックどころではなかったから、ほとんど視聴しなかったが、15日にブースターワクチン接種の予定が、かかりつけ医の配慮で9日に早まり、ウイルス感染による死の恐怖から解放されスノボハーフパイプを観戦した。
平野歩夢が金メダル、夏の東京五輪で唯一面白いと思ったスケボにも参加していた。夏は氷屋、冬炭屋、古き良き日本の商売人の様で微笑ましい。
トリプルコーク1440、この言葉に対する好奇心がスノボに関心を向かわせる、言葉の持つ呪力だろう。
葡萄酒のコルク栓を抜くコークスクリューの様に縦横に回転する技の命名法でトリプルコークは縦3回転、1440は横回転の表現で円は360度が一回転だから四回転で1440度、そしてフォーティーンフォーティと言えば神秘的な語感になる。
ロコソラーレのカーリングも面白いが、こちらは「そだね!」の言霊に引かれて、 競技より四人の女性選手の知的魅力にひかれるのだろう。