週末には息子夫婦が孫と共に泊まりに来る楽しみが有る。
昔はこれ何、これ何の好奇心が旺盛だった。
最近の口癖はじぶん、自分と何でも自分一人でしようとする。自我が芽生えて来たのだろう。
お任せするとコップの牛乳をこぼしたり、ヌードルを机に散らかしたり、茄子を床に投げ捨てたり狼藉の限り。
周りの大人は笑顔で後始末をする。純真な子には世間の規則は分からない。
間もなくなんで、なぜ、どうして、大人の見解を問うてくるだろう。
生存競争の浅知恵、悪知恵を叩き込むことになる。
純真な赤子、世間が善人に育てるのだろうかか、悪人にするのだろうか?世間が仏を悪党にするのだろう、悪党を仏にするのだろうか?
諸々の勧善懲悪の議論が味のある人間に育てる。