総理が東日本大震災から5周年を迎えるに当たり記者会見を、お友達が会長を務めるNHKの昨日の6時のニュースの時間に放送する。
まず演説をして、幹事報道機関の代表がが質問して、次に自由な質問をする伝統の式次第だった。
見て聞いて感じたことは、極めて周到に演出され統制された放送内容だったことである。
挙手をして質問権を得るようであるが、司会者は事前に決められた手順に従い粛々と台本通りに進行する。
その証拠に、総理はカメラを通して国民に語るのではなく、机上の原稿を懸命に読んでいる、マリオネットの様だった。
にも拘らず、予定の放送時間を超える醜態を演じた。昔のNHKでは考えられないことだ。