嘘から出た誠、嘘も誠も話の手管、嘘つきは泥棒の始まり、嘘も追従も世渡り、嘘も方便、嘘をつかねば仏になれぬ。
嘘に関する諺である。
嘘の定義は、欺こうとする意図をもって行われる虚偽の陳述。
欺こうとする意図は他人を傷つける事もあるが、救う事もある。
権力者の嘘は概ね黒い嘘である。根底に自己の虚栄心や我欲があり、それが権力者を志す動機なのだろう。
半面、聖職者の嘘は白い嘘で肯定される。その心は自己主張がなく、奉仕精神の塊だから。
総理大臣が「私は嘘を言いません」、この発言が真実なのか噓なのか、各人各様、解釈が分かれる。