経済優先、人間破壊で韓国のフェリーが4月に沈没し修学旅行生の多くが犠牲になったが、国鉄の宇高連絡船紫雲丸が霧の濃い中で別の連絡船と衝突沈没、修学旅行生が死亡した事故は還暦を迎え、瀬戸大橋の本四備讃線の完成で鉄道連絡船は今は無い。
前年には台風マリーで荒れる海で青函連絡船洞爺丸の海難事故が発生、そして青函トンネル建設気運到来、連絡船は消えた。
親父の故郷函館に分骨埋葬遺言の実行の為に寝台特急ゆうずるに連絡する船で津軽海峡を往復した。乗船した摩周丸は函館で、羊蹄丸は東京で記念館、他には八甲田丸は青森でメモリアルシップ、大雪丸は長崎でホテルシップとして静態保存されている。
動態保存の連絡船は安芸の宮島航路のみとなった。橋やトンネルで駆逐する事は御免蒙る。