風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

老夫婦は満月

2020年04月19日 05時51分16秒 | 随想

新婚さんは蜜月、老夫婦は満月だそうだ。日本語を嫌悪する最近の日本人向けにはカタカナ表記が不可欠の様だ。密月はハネムーン、満月はフルムーン。

フルムーンなる格安きっぷが昭和56年に創設された。夫婦合わせて88才以上なら昭和44年に制定された国鉄全線のグリーン車が乗り放題、JRに分割民営化され「フルムーン夫婦グリーンパス」になった。

昭和39年に開業した東海道新幹線は平成26年に50周年を迎え、造幣局は記念して平成27年・28年に九つ新幹線の車両を刻印した百円硬貨を等価交換した。何故に50年かと言えば昭和が25年間、平成が26年間であるが昭和64年と平成元年が重複している為である。日本を忘れた現代人には西暦にしないと理解できないなら悲劇だろう。

刻印された車両に乗ろうとの野心を抱き平成28年6月17日から21日の5日間で達成した。そして最南端の西大山駅に行った。函館駅には平成28年3月14日に北海道新幹線の開業で道南いさりび鉄道となり不要となった青森~函館間の「スーパー白鳥」だった789系電車が留置されていた。

二度目の野望は北海道一周で平成30年5月20日から26日の7日間で最北端の稚内駅と最東端の東根室駅に到達した。旭川駅には特急「ライラック」が停留しているが、2年前に函館駅で見た789系電車、転勤先が決まって良かった。

国鉄時代の最西端のたびら平戸口駅とJR最西端の佐世保駅は平成30年の1月4日~7日に青春18きっぷで訪問したから、東西南北の国鉄時代の最端駅を制覇し自己満足。

オイラ喜寿、女房古希の令和2年に三度目の風雲の志は三戸岡デザインのJR九州の特急乗りつぶしで満月三部作を完結予定だったが、降って湧いた異常気象による自然災害と突然のコビット19のパンデミックでアベノミックスで呪われた五輪と同様に延期せざるを得ない。



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