風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

五輪は貧困層の夢だった

2021年06月04日 06時06分28秒 | 随想

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長がは2日の衆院厚生労働委員会で、五輪について「普通はない。このパンデミックで」とし、開催するにしても規模を最小限にするべきだと述べた。また「そもそも五輪をこういう状況のなかで何のためにやるのか。それがないと、一般の人は協力しようと思わない」とも語った。

「専門家の意見を聞いて」が口癖になった菅首相は五輪開催の意義を説明するか、中止をIOCに訴えるか、東京都知事に開催返上を指導するか三択だろう。

スポーツで国民に夢を、ドラゴンズが実践している。交流戦の快進撃は痛快である。落合博満監督の置き土産である年俸の大幅ダウンの生活苦、貧乏根性が自己研鑽に向かい、ようやく常勝球団に回帰したのだろう。

五輪も金・銀・銅の貴金属のメダルは廃止し、参加する事に意義がある五輪精神の原点に回帰し、参加者に鉄のメダルを授与するのが良いのだろう。富裕層の五輪選手は貧困層の国民から目の敵にされる。

前畑頑張れ、フジヤマのトビウオ・古橋広之進、西田と大江の友情の銀銅メダル、「自分で自分を誉めたい」の銀メダルの有森裕子、「こけちゃいました」の谷口浩美等々、五輪遺産だろう。


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