風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

お帰りなさい朝青龍

2010年05月07日 07時34分42秒 | 随想
元横綱審議委員の内館牧子の本を読んだ。「お帰りなさい朝青龍」

歓迎なのか、追放なのか、意味深なタイトル。

大相撲の横綱は品格が大切。心技体で心が最重要事項。それも日本人の心。農耕民族の自然に感謝する神社仏閣の儀礼と同じ。古式に則った所作が全て。

食うか食われるかの牧畜民族の本能。「勝てば良いだろう」は許されない。

戦争で西洋科学の物量に負けた日本人、欧米人を越える唯物論者に変身、経済大国になった。企業戦士の若者は世界を飛び回る。大相撲はモンゴルに占領された。

経済戦争に敗北、帰国してみると、大相撲は金儲けの手段。仁義なき戦いが繰り返される。

外国人観光客も外国人の格闘技より伝統の日本文化を見たいだろう。

日本が貧乏国に戻り、若者にハングリー精神の野性の叫び声が戻るなら大相撲の美学が復活する。

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