政治は数であり、数は力、力は金だ。そんな政治哲学の時代に生きた。そして人生を謳歌した。
大政党が分裂、一億総中流政党の時代に逆戻りの政界、正解である。多数決の論理を反省する時が来た。少数意見を念頭に決定する謙虚さがないと国民は検挙する。
多くの政策集団が国会で議論を戦わせ国民の審判に委ねる、民主政治の基本である。
議院内閣制、民意の結果の議員先生様が祖国の将来を左右する適当な人物を決められないなら米国に追従し大統領制にすればよいのである。
外国人の尊敬と時には恐怖と怒りの原因となる談合政治、祖国を護る強力な兵器だった。談合政治の本質は意見の違う集団の長期的な貸借関係の無尽講。単一民族にしか出来ない稀有な制度。水を融通しあう水稲栽培の農耕民の知恵、根回し。
貨幣の狩猟民族より、太陽に感謝し食糧生産を志向する農耕民の老人は極楽浄土を夢見る。