初出場した98年長野五輪から7、6、5、4位と一歩ずつ順位を上げてきた女子モーグルの上村選手。
ソチ五輪の準々決勝で9位、準決勝で6位、決勝で4位と順位を上げた。
審判員の相対評価はメダルに届かなかったが、長年の努力で獲得した競技心を出し切った感動の涙だった。マスコミはメダルを逃した悔し涙と誤解する。
19・22・27才で金銀銅だったが、34才の高齢で5回目の五輪の4位は上村自身の絶対評価は金メダルだろう。
国民栄誉賞とか将来の財産形成手段としては注目されない成績だが、参加することに意義を見出す五輪精神の優等生と思うのである。
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