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静岡県知事とJR東海社長のリニア論争、27年開業が延期に成る様だ。国交省の専門家会議の結論待ち、経済優先のアベノミックスがまだ余力が有れば建設が推進されるだろうが、如何なるだろう。
コロナ禍で不要不急の外出を自粛したら九割の乗客が消滅した東海道新幹線、少子高齢化社会ではリニア中央新幹線は不用不急、大井川水源の地下水の流路が破壊されリニアの恩恵に与る事のない静岡県は問題視する。
27年開業は必要不可欠の期限ではなく、呪われた東京五輪と同様に受益者の思惑で、「こんな人達に負けるわけにはいかない」と言われる多くの国民にはさしたる重大事ではないのだろう。
「航空機に負けるわけにはいかない」鉄路と鉄輪の鉄道は空中に浮かぶと思うのが動機不純で、負けるが勝ちなのだろう。
国家的視点なら大災害で東海道新幹線が壊滅したらそれ程離れていないリニアがう回路とはなり難く北陸新幹線を利用したら良いだろう。
国民の安全を保障する「イージスアショア」も計画撤回されるご時世だから、リニアも先例に倣い撤回するのが良いだろう。
常温超電導が発明された頃に計画を再開したらよいだろう。
1939年に発案された「弾丸列車計画」が1964年に実現したのが東海道新幹線だった。