風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

奥三河でお辺路

2015年12月07日 03時14分30秒 | 随想

奥三河は愛知県新城市・設楽町・東栄町・豊根村を言う。遠州との境界で東三河から南信州に向かう国道151号の沿線の街、過疎化が進む田舎である。

設楽町の田口に蓬莱泉なる酒蔵がある。予約した純米大吟醸の空を受け取りにしばしば訪れる。なぜならば仏教の空の思想に心酔し、その名前を頂く般若湯は美味いに決まっていると思うからである。しかし高額が故に貧者は焼酎に徹し、もっぱら贈答用なのだ。

昨年の晩秋に 奥三河味のお辺路めぐり なる地域おこしの企画に遭遇した。四国88ケ寺遍路旅を模して、奥三河の飲食店や土産物店、観光旅館・民宿、酒蔵、お菓子屋などの名物、例えば五平餅やソフトクリーム、牡丹鍋・山菜料理、焼酎、和菓子・洋菓子などをご本尊と定める88軒を指定し、購入するとご朱印を頂き、10軒、25軒、50軒、88軒を訪問すると賞品を頂ける。

今年の晩秋に10軒を達成し500円分の地域の金券を頂戴した。

来春には25軒、来年の晩秋には50軒が目標であるが、予定は未定で決定ではない。

たぶん88軒の結願賞の獲得は無理だろう。来年の晩秋に残念無念、企画が終了するからである。


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