風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

老人の記憶

2022年01月16日 10時26分09秒 | 随想

トンガで海底火山が噴火してNHKはその報道で時間をつぶす。災害が発生すると得意になって同じ情報を再三再四しつっこく報道するのは偏向的と思うのは現在の世相に批判的で古き良き日本を回顧する老人病だろう。

各地の津波情報で室戸市の佐喜浜港で漁船が三隻沈没している映像を目にした。

この情報が誘因となって四国遍路旅の思い出が蘇る。

阿波から土佐の最初の札所である24番最御崎寺に向かう時に国道55号線を走行した時に二回佐喜浜港を通過したのだった。

一回目は平成20年3月25日にJR四国バースディきっぷの一人旅で高松から牟岐線や阿佐海岸鉄道で甲浦、バスで室戸岬に向かった。

甲浦の高架駅に停車する気動車、貴重な写真で今はデュアル・モード・ビークルに変わり見る事が出来ない。

2回目は平成26年7月26日8時22分に自家用車・デミオの夫婦旅、日和佐から最御崎寺に向かい、掛軸に墨書朱印を頂戴し、24番から32番札所を打ち、桂浜の民宿まさごに宿泊した。

室戸の鹿岡の夫婦岩の8時22分撮影の写真を見ると旅の思い出が次々と念頭に浮かぶ老人の記憶力は不思議な現象で人間の存在価値は仏教で指摘する唯識なのだろう。そして詳細はブログが記憶するデジタル社会である。

何かに刺激されると77年の人生の記憶が蘇る私の人生は経験豊富なのである。


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