禅に無門関なる48則の教科書が有る。その35則が倩女離魂。
絶世の美女・倩なる女性(倩女)が親の政略結婚を強いられ、倩女は恋人と駆け落ち、異郷で仲睦まじく暮らす。
5年後、孫を親に会わせたい、親に許しを請いに故郷に帰りたい。
親は倩女は5年前から寝込んでいる。
その時、駆け落ち倩女と病人倩女が合体した、どちらの倩女が本物の倩女、これが問題。
晴天特異日の10月10日に開会式の昭和39年の東京五輪のオモテナシ、政治の玩具にされるウラノアル真夏の平成32年のオモテナシ、どちらがクーベルタンの五輪精神に適う大和魂のオモテナシだろう。