風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

五輪の禅的思考

2016年09月30日 03時10分30秒 | 随想

禅に無門関なる48則の教科書が有る。その35則が倩女離魂。

絶世の美女・倩なる女性(倩女)が親の政略結婚を強いられ、倩女は恋人と駆け落ち、異郷で仲睦まじく暮らす。

5年後、孫を親に会わせたい、親に許しを請いに故郷に帰りたい。

親は倩女は5年前から寝込んでいる。

その時、駆け落ち倩女と病人倩女が合体した、どちらの倩女が本物の倩女、これが問題。

晴天特異日の10月10日に開会式の昭和39年の東京五輪のオモテナシ、政治の玩具にされるウラノアル真夏の平成32年のオモテナシ、どちらがクーベルタンの五輪精神に適う大和魂のオモテナシだろう。


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