デンマークの心理学者エドガー・ルビンが考案した多義図形であるモノクロの向き合った二人の顔にも大型の盃にも見える錯視図形が当面の関心事である。
認知心理学の分野で「脳の不思議」即ち心の有様の多様性だろう。
平面に線で区分けし、色を塗り分けると画像が現れ、世間の有る物、無い物を表現できる。
五輪担当相が認知できなかったら東京五輪で採用された絵記号(ピクトグラム)が話題であるが、これは錯視が有っては大変だから、万人が認める図形にしなければならない難しさが有り、認知させるのは難事業。
2020年東京五輪は不祥事の連鎖反応が止まらず、日本オリンピック委員会の会長の退任が不可避の状況、炉心溶融だ。
東日本大震災の復興五輪が題目だそうだが、JOCの復興が優先されると認知する心理が働く。