単調で荒涼な砂漠さばくの国には一神教が生まれるが、様々な地形と時の流れで変幻自在の四季のある日本人の自然観は多岐に渡るから多神教が似合う。
自然界の破壊を推進するよりも、自然界に畏敬の念を抱き融合する事こそ万物の霊長のあるべき姿だろう。
天竜の川岸を138の短い隧道を連ね、隧道が崩落する地形では川中を渡らずの鉄橋で通過、合流する田切川は上流に遡り短い鉄橋で渡り、歴史ある様々な集落をつなぐ為にJR最急勾配の40パーミルの鉄路にして、木曽山脈と赤石山脈の狭間の伊那谷をトボトボ走行する愛すべき飯田線。
南信州の山里に鉄路が無い、鉄輪が無い乗り物を東海旅客鉄道が万物の霊長の科学知識の粋を結集して自然破壊を推進してお邪魔する。
賛同すれば東京砂漠の安倍政権のお友達に成れるが、あんな人達と排除されても飯田地方交通線の崇拝を放棄する事は無い。