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62才から始めた飯田市のワーホリ、後期高齢者の仲間入りした老人は13年間継続したことになる。
第一印象が良かったので同一果樹農家に一極集中、高齢が故に現在は軽作業の市田柿の皮むきに特化している。
多くの援農仲間と日替わりで作業が出来たのは農家夫婦の人組の妙で順調に一日九時間八日間で十屯の柿を裸にした。
天竜川の河岸段丘の上部に位置する座光寺では市田柿は大豊作、他の地域では春先の天候不順による霜害で被害甚大、余剰を被害農家に融通したから廃棄処分の柿が臨時収入になった。
北信濃の豪雨による千曲川の氾濫で壊滅した林檎とは裏腹に、これまた大豊作、「明日は我が身」を実感する主人は義援金を長野県に預託する。
自然に畏敬の念を抱き同化して感謝し祈る心があれば、必ずや神仏の加護があると信じたい。