暑い夏、ありがたい

猛烈に暑い、夏本番である。室温は３３度を指している。

炎天下の畑の直射日光を浴びて草取りに精を出す。

炎天下に座り込んでいると通行人に救急車を呼ばれてしまうが、農作業なら世間は納得する。

犬を連れて歩く、孫の子守で公園に遊ぶと同様に変質者扱いを免除される。

滝の汗、下着がずぶ濡れ、水風呂に入る。

３３度の部屋がやけに涼しい。

冷房の部屋と比較するから地獄なのだ。炎天下と比べると極楽だ。

農作物は暑さを喜び急速に成長する。

夏の暑さを楽しみ感謝する、農耕民族の日本人は忘れてしまった。