春に田植え、夏に草取り、秋に収穫した玄米30キロ。一万円の田圃オーナー。5キロ小分けして都度精米に行く。
精米すると25キロ程度。スーパーで同価格で購入可能。
ならば農作業は無駄であると結論付ける高学歴社会。節約した時間で何をする?
低俗テレビ番組、パソコンマージャン、パチンコ。無駄な一日が流れる。
泥まみれの田植え、炎天下で汗を流す草取り、飛び交うイナゴと競争の稲刈。無償の有酸素運動は極楽。
米一粒の収穫の苦労を体感する人は感謝してご飯を頂く。
旨い不味い、高い安い、利己的な損得勘定の知識人、モノカネが消滅したら絶滅する以外に方策の無い脆弱な人種。