聞法は仏教用語で釈迦の説いた教えを自己を空しくして、我欲・先入観などを捨て聴聞する事、縁あって親鸞さんの仏法解釈を非僧非俗の住職から聞法した。
仏様と普通の人間(凡夫)の違いだった。
凡夫は取捨選択して損得勘定による欲望にまみれた計算され尽くした我欲による「計らい」が行動原理。
仏様の「計らい」は摂取不捨、何でも「いいよ」と受け入れ、決して忘れない。
喜怒哀楽の人生、喜楽は記憶に留めても気楽であるが、怒哀は速やかに忘却するのが人間の生活の知恵だろうが、仏様の苦しみは如何許りかと思いやる。
人間に生れて良かった、もし仏様なら苦しみで発狂するだろう。