国の元は農なり、祖国の繁栄の基礎は先人が狭い国土を開墾し米を栽培したことに由来する。農業は衰退するだろうTPPの大筋合意やノーベル賞を日本の科学者が受賞する報道があるが、感動が薄い。
平成の大合併で一番手になった岐阜山県市の畑で90歳老婆がオオスズメバチに刺されて死亡した報道に目が留まる。
以前に足長蜂に刺され全身に湿疹、医者の世話になった。次回は15分以内に医者に駆け込む刑を科せられた死刑囚、故に生死に関わる切実な報道なのである。
古き昔、今太閤と言われた首相が全日空の飛行機導入の汚職で失脚したのは秘書官の妻の証言だった。蜂の一刺しは権力者、平民の区別なく平等に命取りになる。
蜂の好む黒は避けて、白色の作業着を着て明るく農作業をする決意を新たにしたのである。