息子達が卒業した小学校に数十年ぶりに町内の所用で訪れた。構内に石碑がある。
すべては光る光る光るすべては光る 光らないものはひとつとしてない みずから光らないものは他から光を受けて光る 鳩寿三真民
詩国伊予の念ずれば花開くの坂村真民の独特な文字で彫られる。
雑魚は雑魚なりに、大海を泳ぎ。我は我なりに、大地を歩く。
咲くも無心 散るも無心 花は嘆かず 今を生きる。
一番恐ろしいのは、自己との妥協だ。
木が美しいのは、自分の力で立っているからだ。
大切なのは、かつてでもなく、これからでもない。一呼吸一呼吸の今である。
生も一度きり、死も一度きり、一度きりの人生だから、一年草のように、独自の花を咲かせよう。
言霊なる言葉がある。言葉で心に大地震、大きな自信になって人間が変わったりする。