明治17年の東京気象台の最初の天気予報、「全国一般、風ノ向キハ定マリ無シ。天気ハ変ワリ易シ。但シ雨天勝チ」
この予報は正解である。
人智の及ばない自然現象を予報する暴挙は、万物の霊長の驕った態度だろう。
美しい女性の気象予報士なら、話の内容を聞き流し、その容姿端麗な姿に見とれる。その言葉を信じる者は裏切られる。印象操作だ。
自然相手の農耕民族の天気予報は死活問題だったので、独自の観天望気の知恵を培ったが、工業立国では粗末に扱う。
異常気象では予報が嘘でも笑って過ごし、政治家の嘘に対して鈍感な国民を育成するのだろう。