風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

祭礼の風車 644号

2009年09月08日 05時25分03秒 | 随想
風車の弥七は、水戸黄門の旅に目立たずにお供する伊賀忍者。

幼少時代の祭礼の露天商の小さな風車。母親から与えられ喜んで走り、回して遊んだ記憶がある。

岡崎市の郊外の山の尾根に直径八十米の巨大風車を設置し、電力を供給する計画がある。

築3百年の古民家「千万町茅葺屋敷」の景観を損なう事や、鷹や鷲の生存を脅かす懸念がある。日の出で起床、日没で就寝の時代の小さい風車は楽しい玩具だったが、巨大風車は自然を痛めつける凶器である。

物欲時代のガラクタを製造する電力、終夜営業のコンビニの電力、些細なブログ作成のパソコン電力、無駄を省けば巨大風車は無用の長物となる。

葵の印籠で善処願えないだろうか、水戸のご老公。

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